英会話初心者がいきなりオンライン英会話を始めると、「わけも分からず進んで、結局挫折するんじゃない?」と思われるかもしれません。
たしかに、今まで全く英会話レッスンをしていなかった人が、いきなりオンライン英会話を始めると、挨拶から意味が全くわからず困る可能性があります。
たとえば、初対面の相手が最初に何を話せば良いのか分からなければ、英語しか話せない講師とのレッスンが始まった瞬間に頭が真っ白になってしまいます。
英会話のモチベーションがいきなり無くなるのは、なんとしても避けるべきです。
英会話の学習初期は、日本語が話せる講師に助けてもらいながら学習に入るのもありです!
このページでは、日本語対応のオンライン英会話のメリット・デメリットや、日本語が話せるオンライン英会話の選択ポイントを解説していきます。
Contents
初心者なら撃沈して当たり前
英会話初心者の中には「話せなくて恥ずかしい」という人もいますが、話せないことを気にする必要はまったくありません。
むしろ、「英語が話せるようになりたい!」と一歩目を踏み出した自分自分を褒めてあげましょう。
英会話をゼロから学び始めるのは、赤ちゃんが言葉を覚える過程とまったく同じです。
言い間違えることもありますし、うまく聞き取れないこともあるでしょう。それでも、繰り返しやっていれば話せるようになるのです。
基本的な会話は小学校に上がる頃には身につき、小学生・中学生と年齢が上がるとさらに高度な内容を学習し続けますよね。
英語も同じで、単語や文法を覚えたら、次々に新しい考え方を撃沈しながらも身につけていくのです。
そのため、「英語は一生かけてじっくり学ぶものだ!」くらい気長に勉強するつもりでいましょう笑
日本語対応の初心者向けオンライン英会話は2種類!
日本語に対応しているオンライン英会話は、ざっくり2種類あります。
- 日本語が話せる「日本人」講師
- 日本語が話せる「外国人」講師
それぞれの特徴やメリット・デメリットがあるのでどちらのほうが自分に合っているか考えてみましょう。
気軽に日本語で質問できる「日本人講師」
日本人講師は、高校英語の先生のようなイメージです。英語を話したあとに、どのような意味なのか日本語で解説してくれます。
“How are you doing today?”
たとえば、上のようにいわれた後に意味がわからなければ、
“How are you doing today?”は「今日の調子はどうですか?」という意味ですよ
とすぐに日本語で解説してくれるため、モヤッとしたままにならないで次々と新しく学ぶ事ができます。
レベルに応じて英語の割合を増やしたり、タイミングを見計らって全部英語でやってくれたりするため、生徒の学習進行度に応じて日本語の割合を上手に調整してくれます。
自分の言いたいことも伝えられず、また講師の言っている英語の内容がさっぱりわからないと「自分は英語を話せないんだ」と自信喪失してしまうので、この対応はありがたいですね。
僕も英会話を学び始めた頃は自分の言っていることに自信が無く、近くに英語が話せる人がいれば「合ってますよね?」と頻繁に確認していました笑
日本人講師のメリットは「安心感」
日本語が話せる日本人講師の、気軽に日本語で質問できるだけでなく、なぜそのような文になるのか日本語で解説してくれるため、しっかりと理解することができます。
また、いざ講師が話している英語がまったく分からなくても、最終的に日本語で解説してもらえます。
英語になると、単語の解説も理解できないことになるのでレッスンの時間が無駄になってしまいかねません。
日本語講師は、いざというときに日本語で話せる点で安心なのです。
日本人講師のデメリットは「価格の高さ」「英語が上達しにくい」
日本人講師を選ぶ場合、どうしても人件費が高くなってしまうため1レッスンあたりの単価が高いのが特徴です。
価格が安いオンライン英会話なら1レッスン200円ほどで受講することが可能ですが、日本人講師の場合は1レッスン700円〜1,000円と値段が一気に跳ね上がります。
さらに、日本人講師がいないと英語が話せなくなっては本末転倒です。
学習初期は日本人講師頼りで良いですが、早いうちに日本人講師を卒業しなければいつまでも英会話力が上達しないため注意が必要です。
日本人講師の存在は、自転車で言う補助輪のようなものだと思ってください。
自転車も最終的に、1人で乗れるようにならないと自由に走り回ることができませんよね。
いつまでも補助輪をつけたまま走っている人はいないはずです。
英語もこれと同じで、早く英語だけでレッスンがこなせるようになるのが理想です。
レッスン価格が安い「外国人講師」
外国人、特に日本語が話せるフィリピン人講師であれば、月々のレッスン費用を安くすることができます。
たとえば、日本語対応の講師であれば1レッスン200円以下で日本語に対応したレッスンをしてもらえます。
外国人講師のメリットは「価格の安さ」
外国人の中でも、特にフィリピン人で日本語が話せる講師が予約できれば、かなり安い価格で日本語対応のレッスンを受けることができます。
たとえば、大手のレッスンでは初心者向けに日本語対応の講師をチェックすることができます。
希望する時間帯に対応できる講師がいれば、追加費用無しでレッスンを受けることが可能です。
外国人講師のデメリットは「日本語がうまくない」「予約のしにくさ」
身も蓋もない言い方をすれば、あまり日本語が上手ではないのであくまで日本語は補助的な位置づけです。
日本人の講師に求めるレベルを、外国講師人に求めるのは無理があることは容易に想像できますね。
そのため、1レッスンの中で何回も言い直したり、外国人講師から聞き直したりするため時間だけがすぎる恐れがあります。
また、外国人講師で日本語が話せる人が多くいるオンライン英会話なら問題ないですが、日本語に対応した講師が少ない場合は競争率が高いです。
せっかく日本語が話せる外国人講師を見つけても、レッスンの予約が全然できないなんてこともあるのです。
これらのメリットとデメリットを踏まえた上で、オススメの英会話レッスンを紹介します。
全然話せなくてもOK!「日本人講師」のオンライン英会話2選
ワールドトーク
ワールドトークのおすすめポイントは、世界中にいる日本人講師にレッスンを依頼することです。
英語が全く話せないけれど少し話せるようになって、「旅行」を楽しみたい場合は特にオススメです。
たとえば、2ヶ月後に旅行を控えていて、「ホテルのチェックイン」や「目的地までの道を聞く」程度の英語は話せるようになりたい人もいるでしょう。
英会話学習のついでに、講師から現地情報を聞くことも可能なので英語に対するモチベーションを上げることができます。
料金がポイント制なので、払った月額を無駄なく使い切る事ができます。
大人の英会話倶楽部
大人の英会話倶楽部はミドル・シニア世代に特化したオンライン英会話です。
日本語が話せる講師であることが大前提にあるので、全く英語ができなくても安心して英会話を始めることができます。
レッスン以外にも、パソコンのスカイプの設定からアプリの使い方まで、とにかく右も左もわからないけれど「英会話ができるようになりたい!」人へのサポートが手厚いです。
また、一般的に日本人講師からレッスンを受ける場合は月額1万円を超える会社が多い中で、月額3,800円の安いプランから始められるのも魅力といえるでしょう。
英語と日本語が話せる「フィリピン人講師」がいるオンライン英会話2選
レアジョブ
レアジョブは、オンライン英会話の最大手と言っても過言ではない規模の会員数と講師数を誇るオンライン英会話サービスです。
フィリピン人講師の中から、日本語が話せる講師を選ぶことになります。
日本語と英語が話せる講師と、英語しか話せない講師に金額差がないのが特徴で、日本語対応の最安の講師を探しているのであればレアジョブがオススメです。
実はフィリピンで日本人向けの英会話をしている人の中には、賃金が高い日本で働きたいと思っている講師が意外と多くいます。
決して流暢な日本語を話せるわけではありませんが、フィリピン人講師も日本語を積極的に理解して日本語に関する仕事に就きたいのです。
「今日は晴れてますね!」「これ美味しいですね!」といった、簡単な英語をいくつか知っているなら、レアジョブの日本語対応の講師から始めてもOKでしょう。
産経オンライン英会話
産経オンライン英会話は、新聞社の「産経新聞」で発行される記事を基にした教材を中心にレッスンを進めることができます。
新聞に使われている単語は口語的な内容が多いため、最終的にはビジネス文書やメールで活かせる英語を覚えたい人に良いです。
また、完全初心者向けで「コーチング型スピーキング初心者脱出プログラム」というプランもあります。
これは講師はフィリピン人となりますが、講師以外の時間を可能な限り日本語でサポートして一気に英語が話せるのを目指すプログラムです。
挨拶や、英語の完全初心者向けに2〜3ヶ月間徹底的に英語を叩き込むプランなので短期間で中級者の仲間入りをしたい人には良いです。
まとめ
日本語に対応した日本人講師と外国人講師の特徴やメリットを紹介してきました。
英語を学習する中で一番もったいないのは、「自分には英語は話せない」と挫折してしまうことなので、この挫折を回避するために日本語に対応した講師を頼るのは良いです。
少しでも自分に自信がついてくれば、段々と話すのが英会話が楽になってきます。
最初のサポートが必要な時期こそ、外国人講師をガッツリ頼って良い成果を出すようにしましょう。