「英語って話せたほうが良いよね〜」
こんな会話をよく耳にします。たしかに、英語ができないよりも話せたほうが良いのは間違いありません。
ただ、なんとなく勉強したほうがいいとは思っていても、なかなか勉強する気にはならないですよね。
ぶっちゃけ、「本気で勉強しないとやばい!」って状況にならないと勉強する気が起きない気持ちはよくわかります笑
結論から言えば、英語が話せなくても生活に何ら困ることはありませんが、早く話せるようになるほど人生で得られる選択肢がかなり多くなります。
このページでは、僕の人生を振り返って英語が役に立ったシーンを解説していきます。
Contents
英語が話せなくても生活には困らない
身もふたもない話ですが、ぶっちゃけ英語が話せないからと言って死ぬような事はありません笑
たとえば、「英語が話せないと会社の給料が半分になって、家賃を払うことすらできない……」
なんてことはありませんよね。
日本語が不自由なく話せれば、日本国内ならシフトをみっちり入れれば、アルバイトだけで15万円以上稼ぐことが十分可能です。
家賃の高い東京を外して、地方都市なら家賃もきっちり支払いながら十分暮らしていけるお金は得られるのです。
また、グローバル化が進んでいるという話は何十年も前から出ているものの、一部の企業では社内公用語が英語になっているとはいえ、英語がないと仕事にならない人はまだまだ少ないのではないでしょうか。
このように、「現時点」では英語が話せなくても暮らしていくのに困るようなことないのです。
英語が話せるメリット
では、僕は英語を趣味でやっているかといえば、まったく趣味の延長ではありません。
人生を生きていく上で、あったほうが断然有利になる知識として勉強しています。では、英語が話せるメリットはいったいなんなのでしょうか。
簡単に言えば、多くの選択肢を持てることです。
極端な例ですが、「100円」を持っている人と「1万円」を持っている人で選択肢を持っているのはどちらかということです。
1万円を持っている人なら、100円の人が選べるものは全て選ぶことができます。
それだけでなく、100円しか持っていない人が選べないものも「選べる」ようになるのです。
では、具体的に英語が話せることでどのような選択肢が得られるのか、英語を勉強するメリットとして解説していきますね。
学校や仕事の選択肢が大幅に増える
英語が話せる最大のメリットは、進学先の大学や就職・転職先などの選択肢を多く持つことができることです。
たとえば、大学なら全額自己負担で進学する日本の大学と、学費が全額免除になる海外の大学と好きな方を選ぶことができます。
もちろん、海外の大学に行っていたというだけで箔がつきますので、就職や転職に有利になることは言うまでもありません。
仕事なら、日本に本社を置く会社を選ぶか、外資の日本法人を選ぶか自由に選択できるのです。
もちろん、外資で働く方が解雇のリスクは伴いますが、収入が桁違いです。
たとえば、日本なら入社初年が300万円ほどですが、外資なら成果次第では年間1,000万円を超える収入を得ることが十分可能なのです。
このように日本の会社で10年かけて稼ぐお金を、数年で稼ぐことも可能になるのです。
海外旅行費用が安い
また、海外旅行の費用を安く済ませることもできます。
たとえば、短時間で海外旅行のスケジュールを立てたければ旅行会社に丸投げすれば、一応プランはできます。
ただし、そのプランの中には次のような費用も含まれています。
- 予約代行費用
- チケット手配代行費用
- チケット手数料
これは、旅行先のホテルが現地と英語しか対応していないため、予約するなら英語が分かる必要があるのです。
旅行代理店は英語で予約する手間を肩代わりするかわりに、手数料をとっているのです。
このように日本語しかできないと、海外旅行へ行くときには代行費用が余分にかかります。
一方、英語ができれば海外の宿や現地ツアーを「直接」予約することができます。
たとえば、僕がフィリピンのセブでアイランド・ホッピング・ツアー(島巡り)を申し込もうとした時、日本人向けのパッケージは6,000円だったのに対して、現地では半額の3,000円ほどで申し込むことができました。
また、巡る島もこちらが指定した順番に対応してくれたため、満足度の高いツアーになったのです。
このように代行費用がかからないだけでなく、現地の旅行会社やホテルが提供している膨大なプランの中から、好きなものを選んで旅行を計画することができるのです。
飛行機や船など交通手段の選択肢が増える
飛行機や旅行先の現地の鉄道をはじめ、自由に組み合わせる事ができるのも特徴になっています。
たとえば、航空会社といえばどのエアラインを思い浮かべるでしょうか。
- ANA
- JAL
日本人なら、真っ先に思い浮かぶのはこの2社ですよね。僕も、海外旅行の飛行機の予約といえばこの2社から選ぶしかないと思っていました。
しかし、海外旅行を重ねていくうちに色々な航空会社があること、海外の航空会社の安いプランも選択肢に入れることができるのです。
- Air Asia
- Jin Air
- Cebu Pacific
- Nok Air
- Jet2
これらは海外のLCCの一部に過ぎません。しかし、英語ができることで英語の予約サイトから気兼ねせずに申し込めるようになります。
浮いたお金で現地のホテルのグレードを大幅に上げたり、現地ツアーのオプションを追加したりできるのです。
チケットの発行やチェックインは英語のメールになりますが、英語ができるので全く問題ありません。
外国人に頼られる
会社つながりの外国人や、友達つながりの外国人と話す機会が少しでもあれば、あなた自身かなり重宝される存在になります。
外国人が日本に来たときに迷うことは多くあります。
- 「ラーメン」と「うどん」の違いは何か?
- レストランでチップは払ったほうが良いのか?
このような日本人なら当たり前に分かることも、外国人にとってはわかりません。実際に日本に来て外国人は「誰か」に確認していることは多くあります。
英語が話せることで、この「誰か」にあなたがなれるのです。
かなり広い見方をすれば、あなたが英語を話せることで日本のためではなく、世界の人が繋がりやすい環境づくりに貢献していると言えます。
つまり、外国人が日本でスムーズに過ごすためにサポートしてあげることができるのです。
国ごとに文化が違うため、滞在先の国の方から非難されないためにも日本のことを英語で説明できる人材は大変貴重なのです。
英語が話せないデメリット
英語が話せないメリットは、メリットの正反対のことだと考えればわかりやすいですね。
- 旅行の選択肢が狭い
- 仕事の選択肢が狭い
- 交流が狭くなる
ということだといえます。1年間本腰を入れて英会話を学習するだけで選択を選べるようになるのですから、人生全体で見てもかなりお得だと言えるでしょう。
まとめ:それでも英語が話せるようになりたい?
ここまで英語が話せるようになるメリットを解説してきました。
「仕事や学習の選択肢が広がる」「海外旅行が安く行ける」「外国人に頼られる」といったポイントに魅力を感じないのであれば、不要かもしれません。
「日本以外の国もこの目で見てみたい」
「自分の人生がどのような境遇になっても、生き抜いていきたい」
など将来多くの選択肢を残しながら生き続けていきたいのであれば、英語を勉強するようにしましょう。
もちろん、英語は日本語と同じく「言語」なので習得の道のりは決して楽ではありません。単語や文法など覚えることはたくさんあります。
しかし、その努力に見合った大きな成果が間違いなくあります。冒頭で示した例なら、今100円しかなくても、1年後には1,000円、数年後には1万円になっているのです。
もしあなたが「頑張る」と決めたなら、僕もあなたを全力で応援します!